育休中のお金について
産休・育休中のお金について。制度がどんどん変更されているため、平成29年6月時点の情報となる旨、注意してください。
最近は制度が大変整っており、産休・育休中の手当金がしっかりともらえます。産休・育休中の生活設計のために色々調べたのでメモします。
① 出産育児一時金
子供一人につき42万円が健康保険から支給される。
「直接支払制度」を利用すると、産婦人科に直接、健康保険組合から支払われる。(産婦人科で渡される書類に直接支払制度を利用する旨を記載するのみでよい。)
② 妊婦健診 補助券
妊娠すると妊婦健診の補助券が自治体から発行され、無料で妊婦健診を受けることができる。但し、私が通っていた産婦人科は毎回エコーを撮っていたので補助券の内容にエコーが含まれない回は3,000円の手出しでした。
③ 出産手当金
●産前42日、産後56日の期間分、支払われる。
●上記の期間、標準報酬日額の2/3がもらえる。
(標準報酬日額 2/3 × 産休の日数)
●私の場合は、有休が余っていたため有給を消化してから産休に/入りました。
(計算してその方が手取りが多かったため)
●職場の健康保険組合に請求。私の会社では医療機関の記入事項あり。
※尚、産休中・育休中は健康保険料・厚生年金・雇用保険は支払免除。
(支払っていることになる。)
④ 育児休業給付金
●休業開始前2年間で11日以上働いた月が12カ月以上ある人
●休業開始日から1カ月単位で計算し、働いた日数が10日以下であること
●貰える金額は以下。
(180日間)育児休業開始前6カ月の総支給額 / 180 (日額)× 67%
(181日目以降) 育児休業開始前6カ月の総支給額 / 180(日額)×50%
※総支給額を基に計算される為、最初の180日間は本当に生活に困らない額を頂いているという感じがします。また、遠方から通勤しているのですが交通費も含まれて計算されていました。さらに残業も結構していましたが残業代も計算に含まれるため、働いている間はきつかったですが、後でもらえる額は多くなり助かりました。
妊娠中は上司が定時後に「後は頼んだ!」と私にその後の仕事を任せて帰ることも・・・。他にも取得予定の有給が緊急対応のために取れずに、そのまま残業に突入したり・・・。
⑤ 会社の出産祝い金
会社によってはあるので、要チェックです。
他にも医療費控除や帝王切開となった方は医療保険の請求等が可能なようです。